ファーストペンギンとは何ですか?

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A:ファーストペンギンとは、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神を持つ個人や企業のこと。

ビジネスシーンで聞くことも多い、「ファーストペンギン」という言葉。由来を知らないと、「なぜペンギンなのか?」と疑問が浮かぶ方も多いかと思います。
そこで今回は、「ファーストペンギン」について解説します。

なぜ「ペンギン」なのか

いつも集団で行動するペンギンですが、特定のリーダーはいないそうです。
強いボスが指示をしてそれに従うのではなく、危険を察知した最初の一羽が動き出す。他の集団は彼に追随する。そうやって、「最初の一羽に従う」という集団理論で動いているそうです。

海に飛び込むときも同じ。海には魚が豊富にいるかわりに、天敵がいる可能性もあります。集団性の強い彼らは一羽目が飛び込むまでは海に入ろうとしませんが、一羽が海に飛び込むと次々に後に続きます。

このペンギンの習性に倣い、ビジネスシーンにおいてハイリスク・ハイリターンに挑むベンチャー精神の持ち主を敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。

「ファーストペンギン」になるメリット・デメリット

いち早く参入したからこそ得られる利益(先行者利益)があります。ファーストペンギンになるメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

メリット

マーケットシェアをいち早くとれる

まだ誰も手をつけていない市場を生み出し、マーケットシェアをいち早くとれる可能性があります。

経験が糧となる

新しいチャレンジをすることで、様々な経験から学ぶことが多いでしょう。

デメリット

リスクが高い

新しい分野にチャレンジする際は過去事例を参考にすることがほとんどですが、ファーストペンギンはそうはいきません。自分たちである程度リスクを想定し、失敗覚悟で挑む必要があります。

まとめ

未知の領域や、新しいことにチャレンジする際には不安はつきものです。しかし、一代で企業を大きく成長させた起業家の多くは、リスクを恐れず市場に参入する勇気を持っていました。

先行きが見通しにくいVUCAワールドと呼ばれる時代。ビジネス戦略の賞味期限が短い昨今においては、新規事業開発や新たな人事施策を講じるなど、チャレンジする人物がより求められていくのではないでしょうか。

もちろん失敗するリスクはあります。
ただ、VUCAワールドと称され、ビジネス戦略の賞味期限が短い昨今においては、新たなことにチャレンジする人物がより求められていくのではないでしょうか。

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