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アンコンシャス・バイアスとは?

2021.03.15更新


Q:アンコンシャス・バイアスとは何ですか?
A:アンコンシャス・バイアスとは、自分自身では気づいていない「ものの見方やとらえ方の歪み・偏り」のことを指します。その人の経験や知識、価値観などをベースに自動的に判断を行い、何気ない言動として現れます。そのため本人で自覚がしづらく、ゆがみや偏りがあるとは認識していないため、「無意識の偏見」とも呼ばれます。

 

アンコンシャス・バイアスは様々な「無意識の偏見」を指し、このコーナーでも以前ご紹介した「確証バイアス」などを内包します。

また、アンコンシャス・バイアスは誰しもが持っていると言えます。

例えば、以下の言葉で、勝手に連想されるイメージはないでしょうか?

  • 保育士
  • 消防士
  • モデル
  • 経営者

無意識に、その職業に対するイメージが浮かんだ方もいるかもしれません。

アンコンシャス・バイアスそれ自体は、多くの情報を効率的に処理し、素早く判断を下すという点においては悪いものではありません。物事の大枠をつかむときなどには、ビジネスシーンでも有効だとも言えます。

ただ、一度判断をしてしまうとあとから修正が効きづらいこともあり、きちんと「アンコンシャス・バイアスがある前提」を踏まえて、この傾向を取り扱う必要があります。

 

どんなシーンで問題が起こる?

自分の勝手な解釈で無意識に発した言葉や態度が、相手を傷つけたりストレスを与えることがあります。また、もしあなたが組織の上に立つ立場にある場合、その行動は周囲にも伝播し、組織の関係性を壊すきっかけにもなり得ます。

以下のようなことは日常で起こりやすいアンコンシャス・バイアスの例です。身の回りも含めて、思い当たることがないか確認してみましょう。

  • 血液型でなんとなく相手の性格を決めつけてしまう
  • 社内のイベントなどは若手が率先してやるべきだと考える
  • いつも定時退社をしている社員は頑張りが足りないと感じる
  • 有給を取得する社員は意欲がないと感じる
  • 上司の言葉はどんなときいなかる場合も忠実に守るべきだ
  • 出社をせず在宅勤務をしている社員は手を抜いているのではと感じる

いかがでしょうか?

コロナ禍において、「出社しないと仕事がうまくいくわけがない」という不安の声もアンケートなどで見聞きしますが、これもアンコンシャス・バイアスが起こっているといえるでしょう。

 

アンコンシャス・バイアスと上手につきあうために

アンコンシャス・バイアスは、そもそも「無意識の偏見」といわれるくらいですから、まずは「知る」「気づく」ことが大切です。

自分の思い込みを知り、気づけるようになれば、そこから対処を覚えていくのが良いでしょう。

とはいえ、アンコンシャス・バイアスは言語化が難しいため、「知る」「気づく」段階でも簡単にはいかないかもしれません。

まずは、「自分にアンコンシャス・バイアスがあるかもしれない」と意識をし、自己認知を深める機会を作るところから始めましょう。上司との1オン1などで壁打ちをしてみるのも良いかもしれません。

日本人は単一民族の歴史が長かったため、アンコンシャス・バイアスも働きやすい環境でした。

ただ、これからは多様性の時代です。

グローバルに企業が成長していくためにも、1人1人のマインドセットが求められています。

 

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