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コラボヘルスとは?ケーススタディは?

2021.03.15更新


Q:コラボヘルスとはどういう意味でしょうか?
A:コラボヘルスとは、健康保険組合などの保険者と企業が積極的に協力し合い、労働者やその家族の健康増進を効果的・効率的に行うことを言います。

 

 

昨今、国では健康に関連した情報を活用し、健康の維持増進を図る目的とした「データヘルス計画」が進められています。保険者と企業が積極的に協力することで、組合・企業・従業員が三方良しになる効果が期待される一方で、かかる工数や費用面から、中小企業では実践がしにくいという声もあがっています。具体的な事例を見ていきましょう。

 

メリットは?

まず、それぞれにどのようなメリットがあるのかを整理しましょう。

  • 健康組合にとってのメリット:企業と協力する事で社員への指導が容易になる
  • 企業にとってのメリット:健康的な社員が増えるので事業により力を入れて取り組む事ができる
  • 社員にとってのメリット:健康管理がしっかり行われている環境で効率的に働くことができる

これを見ると、まさに三方良しと言えそうです。では、具体的にどのような連携を図っていくのでしょうか。

 

ケーススタディは?

消費財メーカーの花王グループでは、平成20 年の「健康宣言」をベースに、健康保険組合と社内の「健康推進部」が連携し、健康づくり施策を実施しています。

5年ごとの中期計画で健康に関する目標を定め、個々の健診結果などから進捗状況を確認し、結果を年1回発行される「健康白書」を通じて周知しています。また、健康に関する勉強会も開催しており、そこで話された課題から翌年の目標を設定、健康経営に向けたPDCA サイクルを回しています。

 

通信ケーブルメーカーであるフジクラは、従業員の希望に応じて、健康に関する個人データを収集・分析し、個別の健康増進・疾病予防プログラムとして提供しています。扱うデータは年1 回の健診結果、日常の測定記録(体重・体組成・体温・血圧など)、医療記録(医療費・レセプト・投薬記録など)。社員が健康増進に取り組む意識を高め、実践できるような支援を行っています。

 

最後に、金属製品メーカーであるYKKグループでは、健康保険組合と会社の連携体制を整え、平成28 年度から「健康によい習慣」を実践する人にポイントを付与する「インセンティブ付与事業」を開始しました。

 

ケーススタディのとおりに実践しようとすると大掛かりになるかもしれませんが、まずは社内でこのテーマについて話し合い、現状の整理・今後に向けた話し合いの機会を持つところから始めてみても良いかもしれません。

 
 

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