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今改めて考えたい、知情意とは?

2021.05.07更新


Q:知情意という言葉を聞きましたが、どういう意味でしょうか?

A:「知情意」とは、「知性」「感情」「意志」の3つのことを指します。もともとは哲学者カントが提唱した言葉です。

「知性」とは、知識や思考といったものを活用すること、「感情」とは、喜びや悲しみや怒りなどのこと、「意志」とは、意欲や精神力・決断を指します。

この3つのバランスは人それぞれ強弱がありますが、このバランスをうまくとることが物事を進めるうえでとても大切になっていきます。

 

夏目漱石の名言

夏目漱石『草枕』の冒頭で次のように書いています。

 

「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。 知に働けば角が立つ、情に棹(さお)させば流される。 意地を通せば窮屈だ。 とにかく人の世は住みにくい。」

 

「知」ばかり先行して動くと嫌われるし、「情」ばかりで動くと流されてしまう。そして、「意」を貫いてばかりだと息苦しい、というわけです。

私たちの生活に置き換えてみても、これはとても分かり易いですね。

知識があり、いかに有効な戦術を立てたとしても、実行する人の気持ちや感情に全く配慮できなければ、人々はついてこないでしょう。人を動かすのは理論よりも共感だ、という声もあります。

ただ、感情論ばかりいっていても、ビジネスは前にすすみません。

これを進めるために意志が必要なわけですが、知識がなければ成功はしないでしょう。

 

何か物事がうまく進まないなと感じたら、自分に今足りないものは何か、立ち止まって考える癖をつけると良いかもしれませんね。

 

 

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