社員から副業の申し出がありました。注意点はありますか?
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Q:社員から副業の申し出がありました。おそらく時代的にこれからこのようなケースが増えてくるのかな・・・と思っています。受け入れる際の注意点があれば教えてください。
A:受け入れるかどうかは就業規則に規定をし、どのように扱うか会社として決めておきましょう。また、注意点もいくつかあります。
社員は、1日のうちの一定の時間を労務として提供する必要がありますが、それ以外の時間は本人の自由です。そのため、副業についても、法律上これを禁止する規定はありません。
ただし、副業によって自社に損失が出る・支障が出ることは避けるべきです。ポイントとしては以下のようなことが挙げられます。
・副業が就業時間と重ならないようにする
・本業の労務提供に支障をきたさないようにする
・競業会社への就任や秘密漏洩をしないこと
・会社の社会的信用や名誉を毀損しないこと
・疲労やストレスなどをためないこと
これらのことに留意しながら、社員と話し合ってみましょう。