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自己効力感とは?あげるためにはどういう方法がありますか?

2020.11.16更新


Q:自己効力感とは何ですか?あげるためにはどういう方法がありますか?

A:自己効力感とは、社会的認知理論の用語で「ある状況下において目的を達成する際に、自分がうまくそれを実現できるという予期」を意味します。自己効力感を高めるには、実際に成功体験を積むほか、代理的経験や言語的説明など、いくつか方法があります。

 

自己効力感は、認知心理学者のアルバート・バンデューラによって提唱されました。きっかけは病気を克服した人々へのインタビューで、病気を克服した人々に共通して見られた特徴を紐解いていったことで証明されていきました。

「自己肯定感」との違いは?

よく似た言葉として自己肯定感がありますが、「目的の達成に関係なく自分を信じている状態」を指すか、「目的の達成を自分がうまくできると感じられるか」の違いがあります。

自己効力感が高い人は、自己効力感が低い人よりも「チャレンジができる」「もし失敗しても回復が早い」という特徴があります。

ビジネスシーンでもメリットがありますので、是非意識して高めたい力といえるでしょう。

 

「自己効力感」の高め方は?

自己効力感の高め方には、以下の5つの方法があります。

  1. 遂行行動の達成:実際に成功体験を積むことによって達成感を持つ
  2. 代理的経験:他者が課題を遂行する行為を観察し、イメージを持つ
  3. 言語的説明:自己教示や他者からの説得的暗示
  4. 情動的喚起/生理学的状態:脈拍など生理的な反応の変化を経験する

1つずつ見てきましょう。

遂行行動の達成

これが最も効果があります。新人のころは何事も緊張しうまくできるか不安な状態が続きますが、何回か「うまくできた!」という経験を持つと、自然と自信がついてきますよね。

代理的経験

マネジメントを行う方に意識してほしいのがこの代理的経験です。「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ・・・」のまさに「やって見せ」にも該当する部分です。

自分だとまだイメージが出来ないことも、先輩社員の手順を見たり、それに対する結果を間近で見ることで「これなら出来そうだ」という実感を持つことが出来ます。

言語的説明

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて・・・」の「言って聞かせて」の部分です。

この時、単にさせるだけではなく、「あなたなら出来る」など自信をつけさせてあげることが重要です。自分だとなかなか自信が持てなくても「信頼している身近な人にできるといわれたらなんだか自信が持てた」という経験はないでしょうか?

これも、マネジメントを行う方には是非日々意識していただきたいポイントです。

情動的喚起

4つ目は、脈拍などといった生理的な反応の変化を経験する、すなわち情動的喚起、生理学的状態です。脈拍が速まっているときは落ち着きがなくなり自己効力感が低くなるといわれています。

大きな商談を前にして緊張し、ドキドキしているとなんだか不安になってしまった・・・ということはイメージしやすいと思います。逆に、いつも聴いている音楽を聴いてリラックスしたり、温かい飲み物を飲んでほっと一息つくと、「なんだか大丈夫な気持ちになってきた」ということもあるでしょう。

こういった方法もうまく活用していきたいものです。

 

 

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