アセスメントとは何ですか?

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Q:アセスメントとは何ですか?

A:「評価・査定」という意味を指します。人材領域でこの言葉を用いる際は、主に「人材の行動特性や資質」のことを指し、これを測定するツールをアセスメントツールと呼びます。

アセスメントツールは、以前は新卒採用を中心に用いられていました。近年では、中途採用にも活用される他、その活用シーンは広がっており、適材適所配置・能力開発にまで役立てられています。

また、そのことから安価で短い時間で測定できるものから大掛かりなものまで、サービスのラインナップもとても多くなったように感じます。

では、アセスメントツールを選ぶときの基準は何でしょうか?

S(ソリューション):信頼性・妥当性・測定時間の3つで選ぶと良いでしょう。

様々なテストがありますが、アセスメントツールとしての評価に、信頼性・妥当性という考え方があります。まず信頼性については、『同じ条件下でもう一度テストをした際、もう一度同じような結果が出ること』。受験するたびに結果が変わってしまっては判断の根拠とすることはできません。一般的に、信頼性を測定する際は「内的整合法」が用いられ、その中でも最も多く利用されているものがα係数と呼ばれる信頼性を表す数値です。

次に妥当性については、『測定をしようとしている項目や要素を正しく測定できているか』どうかを指します。妥当性を測定する方法としては、主に「構成概念妥当性」「内容的妥当性」「構成概念妥当性」の3つがあります。

最後に、測定時間についてです。ここまでにご紹介した信頼性や妥当性の測定方法には、それぞれ適正な数値結果の範囲があります。ただ、これが高ければ高いほどいいかというと、その分測定時間が増してしまうというデメリットもあります。

アセスメントツールは採用や適材適所、能力開発など様々なシーンで活用を見込むことが出来ますが、測定時間が長すぎると使いづらくなってしまいます。例えば、採用のシーンでの活用を考えた際、面接に加え、アセスメントツールだけでも1時間以上かかる・・・などとなると、選考辞退の原因になったり、面接官の負担増加にもつながります。

そのため、信頼性・妥当性を担保しながらも、あらゆるシーンで活用することを踏まえ、適切な測定時間で結果が出るかどうか、という点もポイントになるといえるでしょう。

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