コンピテンシーとは何ですか?
目次
Q:コンピテンシーとは何ですか?
A:高い成果を出すことに繋がる行動特性(思考に裏付けられた行動)のことです。
コンピテンシーは1980年台にアメリカで考えられました。日本でも導入が試みられましたが、うまくいかないケースも多くみられます。その要因は、高い成果を出す社員に共通する行動だけに着目したこと。単純に行動だけを真似ても、全員が同じ成果を出せるとは限りません。
重要なことは、その行動をするに至った思考や性格をとらえることです。
S(ソリューション):高い成果を出す社員の性格・価値観などの共通項をとらえ、ストーリー仕立てにしてみましょう。
では、どのように運用することが成功の秘訣なのでしょうか。
まずは、社内で活躍している社員をピックアップし、アセスメントツールなどを用いて、性格特性の共通項を分析します。その後ヒアリングを重ね、彼らの価値観についても理解しましょう。
コンピテンシーモデルが完成したら採用シーン・教育・評価において有効活用が見込めますが、特に教育についてはストーリー仕立てにして伝えることがおすすめです。
単純に「ハイパフォーマーのA君は●●と考えて毎日●●をしているぞ」と伝えても、受けてからすると共感ができません。「ハイパフォーマーが大型案件A社の受注をとるまでに考えたこと」といったように、行動とその背景にある思考や動機が良く分かるように伝えるのが良いでしょう。
とはいえ、この作業を行うことは工数もかかりますし、簡単ではありません。
TalentViewerなら、活躍人材に共通する性格特性をボタン1つで簡単に見ることが出来ます。
効率化できるところは効率化しながら、自社にあったコンピテンシーモデルを考えてみてはいかがでしょうか。