依願退職とは?

Q:依願退職とは?

A:依願退職は、社員が企業に意思を表示して退職することをいいます。

依願退職は、社員が企業に願い出て、双方の合意をもって退職となるものです。 依願退職の対応に関して、法的な定めはなく、社員から「退職願」を提出してもらい、提出後は自社の就業規則に則って、退職手続きを進めます。 ちなみに、依願退職した従業員に退職金を渡すかどうかも、就業規則の定めるところによります。

つまり、一般的な退職は、実は依願退職となります。

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■ 依願退職は「自己都合退職」
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退職には、「自己都合退職」と「会社都合退職」があり、社員から企業に依願して退職する場合は「自己都合退職」となります。一方、会社側から社員に退職を促す場合は、「会社都合退職」となります。

まれに、自己都合で退職する社員から「会社都合での退職にしたい」と言われたという事例があります。自己都合よりも会社都合のほうが、失業給付金の支給が早まったり、給付期間が長くなるなど、労働者にとってメリットがあると言われていますが、事実とは異なる申告に基づいた失業給付の不正受給となるため、注意が必要です。

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今回は退職について触れましたが、急な退職は企業としても大変困ることです。特に採用の難しい状況下での今後の活躍を期待していた人材が辞めてしまうことは企業にとって大きな痛手となります。

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