生活残業とは何ですか?
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Q:生活残業とは何ですか?
A:本当に必要な残業ではなく、生活費を稼ぐための残業代欲しさに行う残業のことを指します。
生活残業をするために意図的に仕事のペースを遅くしている社員がいると、周囲のモチベーションに関わりますよね。実際に残業はしている場合、違法行為とは言えませんが、こういった意味で問題視されています。
また、実際は業務をしていないにも関わらずタイムカードなどを「カサ増し」して申請したとすると、これは違法行為となります。
生活残業が起こりやすい環境とその対策は?
以下のような環境下では、生活残業が起こりやすいといえます。
- 基本給が低い
- 上司が部下の業務量を正確に把握していない
- 残業に事前申請などが必要ない
- 残業を美徳とする社風がある
日本の場合、意外と根深いのが4の問題です。長時間労働を神聖化した空気が社内にあると、本当に必用な残業に紛れて、生活残業をする人を生み出しやすくするかもしれません。
給与制度の見直しや社風改革はすぐ簡単に行うのは難しいかと思いますが、業務量の可視化や残業申請の仕組みを作ることは比較的着手しやすいでしょう。
業務量の可視化はTalentViewerで
TalentViewerでは、人材情報の一元管理の他、業務量・業務内容の可視化まで可能です。残業などの承認フローをシステム内で回すことも簡単。また、蓄積した情報を活用して「生産性が高い社員と低い社員」を抽出することも。
まずは組織の状態把握から行ってみるのはいかがでしょうか。