タレントマネジメントは情報一元化から
タレントマネジメント導入の最初に直面する情報一元化。スムーズに導入するためのカギとは?
情報一元化はタレントマネジメントの第一歩
タレントマネジメントで経営人事を実現させるためには、社員個々の能力や特性、組織の状態を可視化することが前提になります。そのため、タレントマネジメントの第一歩は各種人事データ、評価記録、異動歴などの情報集約といっても過言ではありません。
多くの企業が、タレントマネジメントシステムの導入の最初に、社内に点在している情報の集約・一元化を検討します。そこで、「自社の保有している膨大なデータのどこから始めればいいか」という課題に、最初に直面します。
この中のどこから始めればいいのか…?
・個人情報(名前、顔写真、生年月日など)
・基本人事情報(勤務地、部署、役職、異動履歴など)
・入社時データ(選考書類、適性検査結果など)
・モチベーションデータ(ストレスチェック、エンゲージメント調査結果など)
・評価記録
・業績データ
・資格保有情報
・その他社内独自のデータ
初期の負担が大きすぎて、導入効果までたどり着かない場合も…
社内でバラバラになっている情報の集約・一元化という膨大な作業の負担を懸念して、タレントマネジメントシステムの導入を躊躇する人事担当の方も多くいらっしゃいます。実際、システムを導入したものの、一気に全データを集約しようとして新たなコストが発生し、その効果が見えなくなってしまうケースも少なくありません。
人手不足の中で生産性向上を実現しなければならない今日、「既存の社員の能力を最大限に活かす」という成果のために、タレントマネジメントの導入も、効率的に行う必要があります。
タレントマネジメントシステム導入のカギは「理想=目的」の明確化
タレントマネジメントシステムをスムーズに導入するためのカギは、導入目的、すなわち「事業の目標に沿った人事の理想形」を明確にすることです。こちらの資料に目的に沿ったタレントマネジメントシステム導入のポイントを、整理しました。ぜひご活用ください。