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人材ポートフォリオの作り方と分析例5選

人材版伊藤レポート2.0でも取り上げられている人材ポートフォリオ。この記事では、人材ポートフォリオの定義や作り方、5つの分析軸例をお届けします。

目次

人材ポートフォリオとは

事業活動に必要な人材の構成内容を表したもの。自社の自社の経営戦略・事業戦略において、

  • 社内のどこに  (部署、役職、ポジション)
  • どのような人材が(職種、スキル・能力、適性・性格タイプ)
  • どれくらい   (人数、在籍年数)

存在している、またはするべきかを分析したものが、人材ポートフォリオです。

人材ポートフォリオが重視される背景

ビジネス環境の変化

労働力人口の不足やグローバルでの競争激化などに対応するため、限られた人的資本を有効活用する必要がある

働き方の多様化

一人ひとりにあった働き方や待遇を設計することが、働きがいやエンゲージメント向上につながる

人的資本情報開示の義務化

人材ポートフォリオを作成することで、自社の人的資本情報の整理ができ、適切な投資が可能になる

人材ポートフォリオは中小企業に必要ない?
「従業員の経歴やスキルは把握しているから、大げさな分析は必要ない」「リソースに余裕がある大手企業にだけ、人材ポートフォリオは必要」といった声も伺います。しかし実際は「人的資本が大企業より少ないとされる中小企業」こそ、人材ポートフォリオの作成は有益です。

人材ポートフォリオ作成のメリット

最適な人材配置ができる

データに基づいた配置配属や幹部候補の選定に活用できる

従業員のキャリアアップや育成方針の策定につながる

理想と現実のギャップを特定することで、従業員一人ひとりの特性やスキルにあわせたキャリア支援や、多様なキャリアパスを実現するきっかけになる

労働生産性の向上

企業全体における適切な人材配置により、従業員の生産性やモチベーション向上が期待できる

経営戦略へ活用

事業目標を達成する上で必要な人材の確保や、人的資本へ投資を検討する際の根拠となる

人材ポートフォリオの作り方

人材ポートフォリオ作成のステップをみていきましょう。

1. 基準となる2軸の設定

人材ポートフォリオは、一般的に2つの重要な指標を軸として二次元のグラフを作成します(ポートフォリオ分析)。従業員を分類する4象限を設定します。

2. 人材の分類

分類は客観的なデータを用いて行います。担当者の主観を排除し、適性検査などのデータを活用して、科学的かつ納得性の高いポートフォリオを作成します。

3. 人材の構成比の検討

現状の構成比と、理想の構成比を比べることで人材の過不足がどこにあるかを確認し、自社の問題を観察しましょう。ポートフォリオ分析を行うことで、理想と現実のギャップが見えてきます。

人材ポートフォリオ分析例 5選

1. 幹部候補抜擢

主体性×協調性、原動力高×低の2軸をかけあわせて4象限を作ります。

2. テック人材の抜擢・育成

事実的×直観的、論理思考×感覚思考の2軸を掛け合わせて定義します。

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